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直弼考リレー講座第3回・犬楽ライブ・直弼とその時代の肖像画展

平成20年11月16日
彦根城博物館能舞台
平成20年11月16日(日)、彦根商工会議所担当による「第3回直弼考リレー講座&直弼とその時代の肖像画展」が、彦根城博物館能舞台にて開催されました。

会場入口から展示された「直弼とその時代の肖像画展」では、今回から新たに小松清廉(帯刀)、岩瀬忠震、中川禄郎が加えられました。来場者は熱心に鑑賞され、その実際の姿に感嘆の声があがっていました。

リレー講座に先立ち第1部として、サックスの登敬三氏、ヴァイオリンの石田順治氏、ピアノの植田秀哉氏による「犬楽(いぬがく)」のコンサートで華々しいオープニングとなりました。前半は異国情緒をテーマに演奏され、後半は「組曲直弼」として、砲声(黒船来航)、弓矢の道(信念の人)、記憶(粛清そして暗殺)、未来への門(波乱の生涯)と題した組曲が初披露され、音楽で表現された井伊直弼と開国の世界を楽しんでいただきました。

続いて、作家の童門冬二氏が登場し、第2部の講演会が始まりました。
童門氏は、「開国と井伊直弼の政治理念」と題して、ペリーの黒船来航から始まる開国への流れが、日本の国難であるとの認識から保革連合政権へ移行したこと、また、後に幕末の政争へとつながった外交権と主権者問題、安政の大獄と将軍後継者問題などをお話されました。“民はよらしむべし、知らしむべからず”という直弼の政治理念と護民官としての役割の自覚、ローカリズムからナショナリズム、そしてグローバリズムにつながる日本の在り方についてもお話されました。
そして最後に、童門氏ならではの視点から、直弼の根底にある純粋な和歌・文学スピリットの素晴らしさに触れられました。当時の複雑な人物相関についても、NHK大河ドラマ「篤姫」の出演者に例えて解りやすくお話され、「私なりの花の生涯を書いてみたい」とのうれしい言葉も飛び出し、閉会となりました。

今回の講座には、市民をはじめ県内外から250名のお客様にお集まりいただきました。ご参加誠にありがとうございました。

3回にわたり直弼孝リレー講座を開催し、リレー講座は全て終了しました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

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