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日米修好通商条約締結150年記念式典

平成20年7月29日(火)
彦根港
平成20年7月29日、彦根港に停泊した遊覧船「ビアンカ」の船上で日米修好通商条約締結150年記念式典が行われました。

式典の会場となったビアンカの船上では、日米修好通商条約締結当時の時代衣装を身にまとったひこねを盛り上げ隊やミシガン州立大学連合日本センターの学生、キャラクター「ひこにゃん」や彦根お城大使が出席者を出迎えました。

午前10時から行われた式典には、高円宮久子さまと長女の承子(つぐこ)さまをはじめ、ロナルド・J・ポスト米国大使館公使やペリー提督の遠縁にあたるドナル ド・E・ソフ・ディヴェイニー氏など約170人が出席しました。

まずはじめに、北村昌造実行委員会会長、井伊家18代当主井伊直岳氏が挨拶を行いました。

高円宮久子さまは、「日本・アメリカ両国民の相互理解と友好関係の増進を希望します」と述べられました。
さらに、ロナルド・J・ポスト米国大使館公使に続いてペリー提督の遠縁にあたるドナルド・E・ソフ・ディヴェイニー氏が「井伊直弼公は、彦根でのこの式典が、カレが絶えず実行し人々に称賛されてきた『一期一会』の精神で行われていることをとても喜んでいることでしょう」と述べました。

来賓のあいさつに続いて、ひこねお城大使とミシガン州立大学連合日本センターの学生による彦根宣言の朗読が行われました。彦根お城大使が英語で、ミシガン州立大学連合日本センターの学生が日本語でそれぞれ彦根宣言を読み上げました。

そして、井伊直岳氏とドナルド・E・ソフ・ディヴェイニー氏が彦根宣言に署名を行い、がっちりと握手を交わしました。

彦根宣言

今日 2008年7月29日は
日米修好通商条約の締結から150年となります
混迷を極めた幕末にあって
日本の将来を見据えて 開国へと導いた井伊直弼
偉大な政治家であり 優れた文化人であった井伊直弼
直弼のくにづくりへの想いは
今も私たちの心の中に引き継がれています
私たちは 本日の式典の出席者を代表し
直弼が求め続けた
「一期一会」の心を大切にしながら
新たな視点で直弼像をこの彦根から発信すること
そして直弼の偉業を次代に語り継ぐこと
さらに
日米両国の友好関係の発展に努めていくことを誓い
本日この場の宣言とします

続いて、ミシガン州立大学連合日本センターのポール・レーガン所長による記念講演が行われました。
ポール・レーガン所長は、アメリカから見た日米修好通商条約の意義と井伊直弼が果たした役割について述べ、「今こそ井伊直弼の人生、学問、政治における業績を見直すときではないでしょうか」と問いかけました。

最後に獅山向洋彦根市長がお礼の言葉を述べ、ロナルド・J・ポスト米国大使館公使に彦根仏壇の伝統工芸による蒔絵の額が贈られました。

式典終了後、ビアンカは彦根港を出港し、多景島周辺を航行しました。

食事会では、昭和2年にアメリカから日本の小学校などに贈られた約1万2000体のうちの1体である「青い目の人形」が披露されました。稲枝北小学校に保管されていたもので、県内でも4体しか現存しない貴重なものです。

また、ひこね第九オーケストラによるミニコンサートが行われ、出席者は琵琶湖遊覧を楽しみました。

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