足軽屋敷と上田道三絵画展
第1回 平成20年7月5日〜6日
太田邸では井伊直弼と埋木舎の絵画約25点が、高橋邸では文明開化の絵画22点が展示されました。その他にも、「彦根かるた」より井伊直弼関係の絵札と写真展示や「埋木舎」写真展など多彩な催しが行われ、2日間でのべ380名の来場者が訪れました。
足軽屋敷は、大通りからは少し分かりにくい場所にありますが、のぼりを立ててお客様を誘導するなど工夫を凝らしたイベントでした。
また、当日は「小江戸実感劇団」「ベロタクシー」も会場に駆けつけ大いに盛り上がりました。
市民団体間の協力体制ができあがりつつあり、これからもこの輪がどんどん広がることを期待します。[事務局]
第2回10月11日〜12日
第2回目は、両日で300人のご来場ご観覧をいただきました。
善利組足軽倶楽部では、1回から次回の3回まで「初公開」となる足軽屋敷を紹介することに努めて参りました。
今回は林邸を初めて公開していただくことができました。
中居邸の公開と絵画展
中居邸では、上田道三氏の作品約300点近くの中から彦根の町を描いた記録画20点を展示しました。 特に、縦横1.8mの彦根市街を描いた絵図(地図・明治41年に発行の地図を、上田道三氏が克明に写したもの)の前では、懐かしい店名などを見つけて、楽しい会話の輪が広がっていました。
初公開の林邸
第1回目の高橋邸に続いて、初公開の今回の林邸は特に古く、天明7年(1787年)に建てられた屋敷で、公開に先立ち市の文化財課が調査に入り、「天明7年」の祈祷札を確認したということです。芹橋の足軽屋敷では、現在確認される最も古い建物と思われます。
この上田道三展には、多くの方の協力・参加をいただきました。少しだけ紹介をします。
小江戸彦根実感劇団
昨年の国宝彦根城・築城400年祭を機に活動を始められた、ひこねを盛り上げ隊にあります小江戸彦根実感劇団の団員の方が、応援に駆けつけていただきました。実感劇団は、江戸時代の衣装を着て、彦根にお越しいただいたお客様に【おもてなし】をされる活動をしておられます。
絵画展に訪れていただいた方は、タイムスリップした時間を楽しんでおられました。
足軽人形
善利組足軽倶楽部では、今後の活動の為(古民家再生活用)に、募金箱を設置しご協力をいただいた方に、足軽倶楽部特製の「足軽人形」(高さ約6センチ)を進呈させていただき、たいへん好評でした。
制作にあたっては、同じ足軽倶楽部の会員で湖東焼の中川一志郎氏に指導いただきました。
足軽倶楽部特製ポストカード
引き続き、好評を得ていますポストカードをご来場の皆様に配布させていただきました。
このポストカードは、松居清恵氏に足軽屋敷の風景画をお願いして作成しました。
ポストカードを求めて毎回ご来場の方もおられるようです。
第3回 11月8日〜9日
第3回は、辻番所にて絵画展を、さらに服部邸、吉居邸(初公開)の公開を行いました。
両日とも服部邸にて彦根市教育委員会文化財課長の谷口徹氏による「彦根藩足軽屋敷について」と題した講演会も開催しました。
- 講演会の資料はこちら(PDF形式)
また、前回、前々回同様、来場者の方に好評の足軽屋敷ポストカードやコーヒー接待も行い、足軽屋敷の現状をご理解いただきました。
今回で、絵画展は終了するわけですが、開催について大勢の方のご協力がありました。この場を借りてお礼申し上げます。
足軽人形
口コミで人気の出てきました足軽人形!足軽倶楽部員も調子になって、第2号を作ってしまい、今回ご来場者でご寄付をいただいた方にもらっていただきました。
ご希望の方は若干数ございますので、足軽倶楽部までご相談ください。
絵画展を終えて
善利組足軽倶楽部は、足軽屋敷が往時の姿のまま適切に管理されることを目指すとともに、そこに生きる者たちが、まちの保存に一致協力して努力することを目的としています。また、そのことを多くの方にご理解いただき、ご賛同とご協力をいただけることを節に願っています。
今回の市民創造事業の活動は、目的達成の大きな機会となりました。
第1回の絵画展の会場として初公開をしていただきました高橋様ですが、現在は芹橋には住んでおられませんが、芹橋の住民の考え方、足軽屋敷を大切にしたいとの気持ちを察していただき、その後、ご家族で屋敷周辺の整備をされました。
「多くの方に見ていただき、古民家としての歴史を感じ、屋敷に愛着が沸いてきました。」と涙が出るくらいうれしい感想を頂きました。
他の足軽屋敷をお持ちの方にも、この理解の輪が広がることをお願いします。また、機会がありましたら、足軽屋敷のその後をお知らせしたいと思います。






















